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再び・・・
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いつもの水曜日の駒場と違った。
浦和駅を降りたとき、いつもと違うなという感じがした。
ただ人が多いだけだとその時は思った。
だか、そうではなかった。
選手のそしてサポの思い、気合が溢れていた。
試合が始まって、それに気がついた。
チームが違う。駒場が違う。
国立に行きたい！国立に行ける！
全体がそんな雰囲気だった。
田中、エメルソン、山瀬、山田で６得点。
だが得点者だけが貢献者ではない。
長谷部の動きが山瀬を自由にさせ、坪井が安を抑え、
都築が守り・・・書き出したらきりがない。
全員の国立に行きたい、勝ちたい気持ちが清水に勝っていた。
そして2003年10月8日、浦和レッズは2年連続決勝進出を決めた。
その瞬間にあの日あの瞬間の選手達の表情を思いだした。
そして、福田正博氏が言った「これがスタートだと」いう言葉を。
我々は再び決戦に挑む。
「決勝の相手は鹿島アントラーズです」
そう場内放送が流れると「ワー」という声があがった。
まさにリベンジできる絶好の機会。
舞台は整った。
再び国立が真っ赤に染まる。
さあ、今度こそ勝利のホイッスルを聞こう!!
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